視覚障害を負った場合、情報機器、中でもパソコンはあなたにとって強力な助っ人となります。
やりたい事や、しなければならない事のほとんどはパソコンが扱える事で解決しますし、いちいち人に頼らなくても自力手自分に必要な情報を管理出来るようになります。
特に中途失明や糖尿病の場合は、今さら点字などは扱えませんし、点字を学んだところで健常者との点字でのやりとりは出来ないので、身に着ける意味があまりありません。
ですから、パソコンが扱えるというのは、かなり大きなメリットといえます。
健常者と同じ機器を使い、扱う文字も同じ、印刷する文字も同じですから、他人や家族や知り合いなどの健常者との互換性がありますから・・・
見えなくてもパソコンに関する情報を得てみられる事を強くお勧め致します。
そして使えるようになれば、きっと あなたの心強い味方となるでしょう。
視覚障害者は情報障害者とも言われています。
同じ視覚障害者でも便利なグッズやさまざまな情報機器を扱える人と、そうでない人とでは大きな情報格差が生まれ、独りで多くの事が出来る者と、家に引きこもって一生を終える者に別れてしまいます。
但馬地方の視覚障害者の方々の生活の質を少しでも上げて、目が見えなくても・見えにくくとも より楽に便利に生活して頂き、その方々の社会参加や自立を少しでも高めるためには、是非 パソコンを活用される事をお薦め致します。