弘不動産コンサルティング事務所のブログ記事
2016 02/13 03:31
日本には不動産に対する根強い信仰の様なものがあります。 バブル以降、かなり薄まってきたとは言え、依然として「土地神話」は珍しくありません。 「土地は貴重で価値が高い」、 「土地は値崩れしない」、 「最後に残る確かな財産は土地だけだ」、 と言った価値観を、時代に合わない古い感覚だと切り捨てる訳には行かないでしょう。 この様な...
2016 02/13 00:00
住宅ローンを出来るだけ早く返済したいと考えた時、「繰り上げ返済」、を上手く利用する 事で、予定していた完済の時期を早める事ができる。 「繰り上げ返済」とは、毎月の返済(ボーナス時の返済がある場合はボーナス時の返済を 含む)とは別に、手元にある資金を返済に充てる事で、ローン残高を効果的に減らす事が できる方法である。 手続き...
2016 02/12 00:00
◆ 住宅ローン「変動金利タイプ」の金利は以前から既に1%未満の低水準 日本銀行は1月29日、一段の金融緩和策としてマイナス金利の導入に踏み切ると 発表しました。 その影響で、市場金利が下落しています。 住宅ローンの金利も低下傾向を示しており、これから住宅を取得しようと考えている方は 勿論、現在返済中の方が金利タイプを切り替...
2016 02/11 00:00
住宅政策の指針となる、新しい住生活基本計画(全国計画)の原案がまとまった。 少子高齢化や空き家の増加、マンションの老朽化といった社会問題に対応する 8つの目標を設定。 「量から質への転換」を打ち出した前回計画(2006年策定)を引き継ぎ、 ストック重視の方針を鮮明にした。 今後10年間、同計画に書き込まれた目標に沿って各種...
2016 02/10 00:00
ネットで興味ある記事を見つけましたので、ご紹介したいと思います。 私が、何故この記事に興味を持ったか?、と言いますと、私が住宅の営業時代に、 お客様に、各種保険に加入し過ぎている人が余りにも多かった、・・・ と言う現実が有ったからです。 その加入し過ぎている理由をお尋ねすると、 * 保険外交員に勧められたから・・・。 ...
2016 02/09 00:00
遺言を書くのが一般的な時代になりましたが、多くの人にとって頭を抱える問題が、 一定の相続人に最低限の相続財産を保証する「遺留分」の存在だと思います。 今回は、「家族信託で遺留分が消える」、というテーマを取り上げます。 ・・・【 弁護士 遠藤英嗣(元 公証人)氏のレポートより 】・・・ ■ 「遺留分は無視して欲しい」 私が公...
2016 02/08 00:00
◆ 相続開始の26年後に相続放棄申述を受理 (福岡高裁平成27年2月16日決定) S県K市で蒲鉾の製造販売業を営むBが、昭和63年6月21日死亡。 相続人は、妻と子ら4名(三男一女)であり、相続財産は、自宅の土地建物と事業用の 店舗(土地付き)です。 事業は妻が承継し、長男がそれを手伝い、他はBの生前から婚姻して実家を出て独...
2016 02/07 00:00
◆ 相続開始の2年7ヶ月余後に放棄申述を受理 (東京高裁平成26年3月27日決定) 平成22年8月8日、A氏が死亡。 相続人は子ら(一男三女)です。 長女と次女は、昭和53年と同58年に其々婚姻して実家を出ています。 A氏は生前、自分の財産全部を長男に譲る意向を表明しており、 姉妹もそれを黙認していました。 両名は遺産は...
2016 02/06 00:00
相続の放棄は、「自己のために相続の開始があったことを知った時から三箇月以内に 放棄をしなければならない」(民法第915条第1項)決まりです。 この三箇月の期間を、「熟慮期間」、といいます。 熟慮期間の起算点は、 ① 相続開始原因(死亡)の覚知時、プラス、 ② 相続人となったこと(自分が本件の相続人であること)の覚知時、...
2016 02/05 00:00
◆ マイナス金利でも個人の銀行預金が減る事はない 1月29日に開かれた日銀の金融政策決定会合で決まった「マイナス金利」。 金利とはお金につく利子の事。 それがマイナスになると言う事は、「銀行預金が減っちゃうの?」、と心配になった人が いるかも知れない。 しかし、結論から言えば、現時点でその可能性は極めて低い。 そもそも、...